No.388 - 高校数学で理解するスターリングの公式
前回の No.387「高校数学で理解する "ツキ" の数理」で、"逆正接法則" を導くために、階乗(\(n!\))を近似する「スターリングの公式」を用いました。「高校数学で理解する・・・」シリーズでは、(受験数学ではない)高校数学に出てこない定理や公式は、高校かそれ以前の数学を使って証明するのが方針です。そこで、スターリングの公式の証明をここで書きます。
スターリングの公式
スターリングの公式
\(n!\sim\sqrt{2\pi n}\left(\dfrac{n}{e}\right)^n\)
ここで \(\sim\)(チルダ)の記号ですが、
\(f(n)\sim g(n)\) は \(\displaystyle\lim_{n\rightarrow\infty}\dfrac{f(n)}{g(n)}=1\) の意味
であり、比が \(\boldsymbol{1}\) に収束することです。差がゼロに収束する意味ではありません。つまり、
\(\displaystyle\lim_{n\rightarrow\infty}(f(n)-g(n))=0\)
ではない。この2つは違います。たとえば、
\(f(n)=n^2+n\)
\(g(n)=n^2\)
とすると、
\(\displaystyle\lim_{n\rightarrow\infty}\dfrac{f(n)}{g(n)}=\displaystyle\lim_{n\rightarro…















































